ピラティス・体験レッスン後の連絡・入会
ピラティススタジオで、
体験レッスンの あと 入会を 迷われたとき、
次の連絡で 聞くことを 1つに絞る方法
体験には来てくれたのに、入会の返事が来ないまま連絡が止まる。丁寧に案内するほど、聞くことや伝えることが増えていないでしょうか。入会を迷う理由を4つに分けて、次の連絡で聞くことを1つに絞ると、相手が答えやすくなります。
先に結論。体験レッスンを受けた人を新しい順に10人分書き出し、入会が決まっていない人を①通えるか不安 ②料金の見え方 ③自分に合うか不安 ④比較中の4つに分けます。いちばん多い分類を1つだけ選び、次の連絡で聞くことを1つに絞ります。急がせる言い方は、書きません。
この記事は、グループレッスンやマンツーマンで体験を受け付けているピラティススタジオの話です。価格や、入会が増える約束には触れません。
原因の見立て
体験の あと、 入会が 決まらないのは なぜですか?
体験のあとの連絡で伝えることが多すぎると、相手は何から返事をすればよいか分からず、そのまま止まります。
料金、レッスンの種類、通える曜日、体験の感想をまとめて送ると、相手は何に答えればよいか分かりません。決まらない原因は、迷いの中身より先に、連絡の中で聞くことが多すぎることにあることがあります。
ここで扱うのは、体験を受けたあと入会が決まらないところです。空き枠が多いときの見方はピラティスの空き枠、集客を足す前に枠ごとの稼働を数える方法、パーソナルジムの体験から入会までは体験から入会しないときの段ごとの見方にまとめています。
迷う理由の分け方
入会を 迷う 理由は、 どう 分け ますか?
迷う理由を①通えるか不安 ②料金の見え方 ③自分に合うか不安 ④比較中の4つに仮置きし、次の連絡で聞くことは分類ごとに1つだけ決めます。
表の右の列が、次の連絡で聞くことです。分類が違えば、聞くことも違います。表の書かれ方は、読み方を示すための例です。
| 分類 | 相手の言い方(例) | 先に確かめること | 次の連絡で聞くこと・送ること(1つだけ) |
|---|---|---|---|
| ①通えるか不安 | 「仕事が不規則で、毎週は通えないかも」「子どもの予定しだいで」など、通う曜日や頻度に自信がない | 体験のとき、通えそうな曜日と時間帯を聞けていたか | 通えそうな曜日と時間帯を、「平日の夜と週末なら、どちらが通いやすいですか」のように1つだけ聞く |
| ②料金の見え方 | 「月にいくらかかるのか分かりにくい」「回数券と月会費の違いが分からない」など、総額が見えない | 料金の説明が、体験の場での口頭だけになっていないか | 月に通う回数ごとの総額の例を、1行だけ送る。ほかの料金の説明は足さない |
| ③自分に合うか不安 | 「グループが合うか分からない」「体の調子が気になる」「先生との相性が心配」など、自分に合うかが見えない | 体験で気になったことを聞き取り、記録しているか | 体験のなかで気になったことを1つだけ聞く。体の事情は医療の判断をせず、通院中・治療中のかたは主治医に確認していただくよう伝える |
| ④比較中 | 「ほかのスタジオも体験してから」「急いでいません」など、決めるのがまだ先 | 体験を申し込んだ理由が、入会の検討か、情報集めか | 今日の時点で決まっていなくてよいことを伝え、あとで連絡してよい時期を1つだけ聞く |
どの分類か分からない人は、無理に当てはめず「不明」にします。不明が多いときは、連絡で聞くことを「体験はいかがでしたか」の1つにそろえるところから始めます。
どの分類か、判断がつかないとき
いまの体験の記録から一緒に見て、次の連絡で聞くことを1つ決めるところまでお手伝いします。
入会を迷う理由を、一緒に整理する→書き出し方
直近の 体験は、 どう 書き出し ますか?
体験を受けた人を新しい順に10人分、1行ずつ書き出します。
直近の体験から新しい順に10人分を選び、番号・体験の経路・体験の日から経った日数・入会が決まったか・分類を1行ずつ書き出します。名前は書かず、番号で管理します。下の表の内容は書き方の例です。
| 番号 | 体験の経路 | 体験の日から | 入会 | 分類 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Instagramから予約 | 3日 | 未定 | ①通えるか不安 |
| 2 | Googleマップから予約 | 5日 | 未定 | ②料金の見え方 |
| 3 | 公式LINEから予約 | 2日 | 未定 | ③自分に合うか不安 |
| 4 | Instagramから予約 | 6日 | 入会 | — |
| 5 | 友人の紹介 | 4日 | 未定 | ④比較中 |
| … | … | … | … | (10人分まで続けます) |
※ 表の内容は例で、実際の体験者ではありません。
書き出したら、入会が決まっていない人を分類ごとに数えます。同じ分類が3人以上いるなら、1人ごとの連絡より先に、その分類への連絡の型を決める材料になります。
打ち手
分けた あと、 何から 手を 付け ますか?
いちばん多い分類を1つだけ選び、次の連絡で聞くことを1つに絞ります。
連絡を直し始めると、料金の説明も、体験の流れも、案内の文面も、一度に変えたくなります。けれど一度に変えると、入会が決まる割合が変わったときに、どれが効いたのか分かりません。順番は次の通りです。
- いちばん多い分類を1つ選ぶ。同数なら、①通えるか不安な人を先に。曜日や時間帯の選択肢は、スタジオの側で見直せるからです
- 次の連絡で聞くことを1つに絞る。体験のお礼、表の右の列の1つ、返事の期限を決めない一言。この3つで終わらせます
- 確認できていることだけを書く。空いている枠、料金の総額、担当できるインストラクターは、スタジオの予定と料金表を見てから書きます
- 送る前に、声に出して読む。急がせていないか、聞きすぎていないかを確かめます
- 次の10人が一巡するまで、書き方を変えない。入会が決まった割合を、前の10人と比べます。数日では判断しません
⚠ 注意が2つあります。連絡は、相手を急がせて入会を決めてもらう場ではありません。もう1つ、この方法は、連絡の書き方を決めるためのもので、入会や売上が増えることをお約束するものではありません。
連絡する前の確認
連絡を 送る前に、 何を 確認 しますか?
体の事情・急がせる言い方・断る意思の3つを、送る前に確認します。
送る前に、体の事情・急がせる言い方・断る意思の3つを確認します。
- 体の事情は、必要な範囲だけ聞き、医療の判断はしない。体験のとき聞いた不調やけがの話は、病歴にあたる情報を含むことがあります。何に使うかを一言添え、必要になる前に詳しく聞くことはしません。通院中・治療中のかたは、主治医に確認していただくようお伝えします。個人情報の扱いは、個人情報保護委員会の資料で確認できます
- 「今月中」「残りわずか」と書かない。急がせる言い方は、不安を増やして連絡が止まる原因にもなります。通いやすい曜日を聞くところまでにとどめます
- 断る意思が出たら、連絡を止める。「今回は見送ります」と言われたら、それ以上は連絡しません。連絡を重ねる回数の目安は、スタジオの側で先に決めておきます
⚠ 「続ければ体が変わります」といった効果の言い切りは、連絡に書きません。体験の感想として相手が話したことは、そのまま受け止めるにとどめ、効果を約束する言い方に言い換えません。
新しく体験に来る人が、地図や検索でスタジオを見つける部分はGoogleマップ集客(MEO)、体験のあとの連絡を公式LINEでつなぐ部分は公式LINE・ツールにまとめています。ピラティススタジオ全体の進め方はピラティスの集客・運用にあります。
ご相談の前に
体験の あとの 連絡の、 よく ある ご質問
体験レッスンのあと、何日以内に連絡すればよいですか?
入会を決めてもらうために、特典や期限を付けてもよいですか?
体の不安を聞かれたとき、どう答えればよいですか?
連絡しても返事が来ないときは、どうしますか?
体験の人数が少なくて、10人分も集まらないときは?
連絡の文面をAIに下書きさせてもよいですか?
このページの根拠にした一次情報
- 個人情報保護委員会「個人情報保護法について」— 個人情報の取扱いの基本(利用目的の明示、必要な範囲での取得)
関連ページ
ピラティスの集客・運用 ・ Googleマップ集客(MEO) ・ 公式LINE・ツール ・ ピラティスの空き枠を数える方法 ・ 体験から入会しないときの段ごとの見方 ・ 集客・AI導入は自分でやるか、外注するか
業態別の進め方:整骨院 ・ パーソナルジム ・ ピラティス ・ 工務店・外壁塗装 ・ 整体・鍼灸・美容サロン
この記事を書いた人
守屋 大地|Knotlas(ノットラス)代表
ピラティス・パーソナルジムを中心に、お店のWeb集客を支援しています。Instagramで知った人をGoogleマップと予約の導線で受け止め、公式LINEで体験から継続までの案内をつなぎます。公式LINEなど集客に使うシステムを自社で作っているので、中身と結果が画面で見えます。最終的には、オーナーご自身で集客が回る仕組みになるまで伴走します。 運営者情報

