全体像
整骨院の 集客方法を、
一から 整理する
何から手をつけるかで、同じ手間でも結果が変わります。新患を呼ぶ→定着させる→再来院させる、までを一本につなぐ全体像と、優先順位の付け方を、知識ゼロでもわかるように整理します。
先に結論。整骨院の集客は、①Googleマップ(MEO)→ ②口コミ → ③LINEで再来院 → ④SNS・ブログ/AI検索の順で整えるのが近道です。この並びには理由があります。「新規の入口」から「再来店の出口」までを一本の線でつなぐという考え方から導いた順番です。
なぜこの順番なのか。整骨院を探す人の多くは、スマホで「○○市 整骨院」や「近く 整骨院」と調べます。そのとき最初に出会うのがGoogleマップです。つまり地図は、もう通う気で探している「今すぐ通いたい人」がいちばん集まる場所。だから①で確実に見つけてもらい、②の口コミで「ここにしよう」を後押しする。そして来てくれた人を③のLINEでつなぎとめ、もう一度来てもらう。ここまでで「漏れない器」ができて、はじめて④のSNSやブログ、AI検索で、まだ迷っている人へ面を広げる段階に入ります。
よく見かける「整骨院の集客◯選」という記事は、施策をたくさん並べてくれてはいますが、「どれからやるべきか」と「なぜその順番なのか」にはあまり答えてくれません。本当に知りたいのは、限られた時間とお金をどこから注ぐかの順番です。この記事はその順番と理由を、知識ゼロからでも追えるように説明します。
なおこの記事は「集客と経営の整え方」にしぼって書いています。施術の内容や身体の悩みへの効果については触れません。整骨院の広告にはルールがあり、効果をうたう表現は使えないからです(くわしくは広告ルールの章で)。あくまで「どう見つけてもらい、どう選ばれ、どう続けてもらうか」の話です。
市場の背景
なぜ今、 整骨院の 集客が 難しく なっているのか
ひと言でいえば、院はすでに足りていて、患者さんはスマホで探すからです。「開業すれば来る」時代から「選ばれないと来ない」時代へ変わり、その入口がスマホのGoogleマップに移りました。公的な統計にも、この2つははっきり表れています。
約5万か所
全国の柔道整復の施術所数(令和6年末=50,924か所)。近年は増加がほぼ止まり、前回比+8か所と横ばい。
74.4%
ネット利用時の端末がスマホの割合(令和6年)。パソコン46.8%を大きく上回る。
① 院は飽和し、選ばれる局面に。厚生労働省「衛生行政報告例」によると、柔道整復の施術所は2010年代前半までは2年ごとに数千か所ずつ増えていましたが、近年は増加がほぼ止まり、令和6年は前回(令和4年)比でわずか8か所増と横ばいです。つまり開業すれば患者が来る時代は終わり、すでにある院の中から「ここにしよう」と選ばれることが、集客の中心テーマになりました。
② 患者さんはスマホで探す。総務省「通信利用動向調査」(令和6年)では、インターネットを使うときの端末はスマートフォンが74.4%で、パソコン(46.8%)を大きく上回ります。整骨院を探す人の多くも、スマホで「地域+整骨院」「近く 整骨院」と調べ、最初にGoogleマップに出会います。だから見つけてもらう土台(MEO)を①に置くのが理にかなっています。
出典:厚生労働省「衛生行政報告例」(令和6年)/総務省「通信利用動向調査」(令和6年)。いずれも公表統計にもとづく市場全体の傾向であり、特定の院の集客効果を保証するものではありません。
早見表
どの 施策が、 いつ 効くか
4つの施策を「効きの速さ・費用・役割・向く院」で並べると、なぜ①→④の順になるかがひと目でわかります。
| 施策 | 効きの速さ | 費用の目安 | 主な役割 | こんな院に |
|---|---|---|---|---|
| ① Googleマップ(MEO) | 速い | ツールは無料 | 今すぐ通いたい人に見つけてもらう | まず全院が最初に |
| ② 口コミ | 中 | 無料 | 「ここにしよう」の後押し・信頼づくり | 見られているのに選ばれない院 |
| ③ LINE(再来院) | 中〜継続 | 公式アカウントは無料 | 来た人をつなぎとめ、離脱を防ぐ | 新患は来るが続かない院 |
| ④ SNS・ブログ・AI検索 | 遅い(積み上げ型) | 無料〜(主に手間) | まだ迷う人へ面を広げ、名前を覚えてもらう | 土台が整った次の段階 |
速く効く①②で今すぐ通いたい人を取りこぼさず、③で再来院の器を作り、時間のかかる④は土台ができてから。この順番なら、限られた時間とお金の効きがいちばん大きくなります。
つまずく順番
伸びない 院に 共通する 4つの つまずき
順番の話をする前に、逆の視点から見てみます。頑張っているのに集客が伸びない院には、不思議と同じつまずき方がくり返し現れます。どれも、真面目に動いた結果起きてしまうつまずきです。
つまずき①|受け皿を作る前に広告から始める
「とにかく人を呼ばなきゃ」と広告にお金を入れる。でもクリックした人がたどり着く先のGoogleマップが未整備、口コミも少ない、予約の導線もない。すると広告費を入れても、クリックした人の行き先が空っぽなまま、お金だけが先に出ていきます。
つまずき②|全部を薄く同時に始める
「◯選」の記事を読んで、MEOもSNSもブログも一気に着手。けれど一人で院を回しながら全部を続けるのは難しく、どれも中途半端なまま力尽きてしまう。とくにSNSは「投稿ネタを考える時間が取れない」「続かず途中で止まる」が定番のつまずきです。面を広げるのは、土台が回りはじめてからで十分です。
つまずき③|口コミを集めるだけで返さない
口コミをお願いするところまではやる。でも届いた口コミへの返信が止まっている。新しく見つけた人は、口コミの数だけでなく「院がどう向き合っているか」も見ています。集めると返すは、片方だけだと効果が半減します。
つまずき④|新患ばかり追い、再来院の仕組みがない
いちばん多いつまずきです。「新患が来ない」と悩んで新規集客に力を注ぐ。でも来てくれた人をつなぎとめる仕組みがないと、底に穴の空いたバケツに水を注ぎ続けることになります。「新患が増えない」の本当の原因を3タイプで見分ける方法は、整骨院の新患が増えない原因と改善にまとめています。
この4つに共通するのは、「順番を飛ばしている」ことです。受け皿の前に広告、土台の前に面の拡大、集めるだけで返さない、入口だけで出口がない。逆に言えば、順番さえ正しければ、同じ手間でも結果は変わってきます。
背景には、業界そのものの事情もあります。柔道整復師の数はこの10年ほどで大きく増え、地域に整骨院が密集するエリアも少なくありません。施術の質だけで差をつけにくくなったぶん、「どう見つけてもらい、どう選ばれるか」の設計が、以前より効いてきやすくなっています。すでに何かの施策に取り組んでいるなら、それを否定する必要はありません。「順番を少し入れ替える」だけで効きが変わることはよくあります。
まず地図
いちばん 来院に 近いのは 「Googleマップ」
「○○市 整骨院」「近く 整骨院」と調べる人は、もう通う気で探している顕在層です。だからこそ、最初に整えるべきはGoogleビジネスプロフィール(Googleマップ)。この整備を「MEO」と呼びます。無料で始められて、反応も比較的早く出やすい、最初の一手です。やることは、大きく3つのステップに分けて考えるとわかりやすくなります。
ステップ1|まず 正しく 埋める
院名・住所・営業時間・電話番号・定休日を正確に入れる。当たり前に聞こえますが、営業時間が古いまま、電話番号が別のもの、という院は意外と多く、それだけで来院の機会を逃しています。カテゴリ(業種)を正しく選び、提供しているメニューを過不足なく登録し、院の紹介文も埋める。ここが土台の土台です。
ステップ2|写真と 投稿で 「動いて いる」を 見せる
埋めるだけでは不十分です。院内・受付・外観の写真を載せ、定期的に投稿を追加して「ちゃんと運営されている」様子を見せる。はじめて見る人は、写真がなかったり更新が止まっていると、足を運びにくく感じます。完璧な1枚を待つより、更新の頻度を保つほうが効きます。
ステップ3|予約・LINE・口コミへ つなぐ
見つけてもらったら、次の行動につなぐ導線を用意します。予約ボタン、電話、LINEへの導線、口コミの入口。地図で見つけた人が迷わず予約や問い合わせに進める状態を作る。ここがあってはじめて、地図が「来院」という結果につながります。
気をつけたい落とし穴2つ
① 院名にキーワードを詰め込む。順位を上げたいあまり、正式な院名に「○○市・腰・肩」など検索ワードを足してしまう。これはGoogleのガイドライン違反で、アカウント停止のリスクがあります。院名は実際の名称そのままにします。
② ビフォーアフター写真は使わない。施術の前後を比べる写真は、効果をうたう表現とみなされるおそれがあり、整骨院の広告ルール上避けるべき表現です。院の雰囲気や設備、スタッフの様子を伝える写真にとどめます。
地図の手応えは、Googleビジネスプロフィールの管理画面で数字として確認できます。とくに見てほしいのが、「電話タップ数」「ルート(経路)検索数」「予約・サイトへのクリック数」の3つ。表示回数の多さよりも、こうした「行動につながった数」を追うほうが、来院に近い動きが見えてきます。ただ、数字は見られても、その数字が近隣の院と比べて良いのか悪いのか、次にどこを直すかは、商圏の状況と突き合わせないと判断がつきにくいところです。
ここまでがMEOの考え方と要点です。実際には、「自分の商圏でどのワードが効くか」「近隣にどんな院があってどう差をつけるか」といった院ごとの調整が結果を大きく左右します。何をどう整えるかの基本は、Googleマップ集客(MEO)のページにくわしくまとめています。裏を返せば、基本の整備までは院でも進められ、本当に差がつくのは「自院の商圏にどう当てはめ、毎月どう改善し続けるか」の部分です。
地図の「整える設定」と「毎月続ける運用」の具体策、効くこと・効かないことの見極めは、整骨院のGoogleビジネスプロフィール(MEO)設定・運用にくわしくまとめています。
信頼の証拠
口コミは 「集める」と 「返す」を セットで
地図で見つけてもらえても、口コミが少なかったり、返信が止まっていると、最後の一押しが効きません。初めての人ほど「ほかの人はどう感じたか」を頼りに院を選びます。だから口コミは、集めると返すをつねにセットで考えます。
集める|やって いい こと・ 避ける こと
通い慣れて満足してくださった方に、自然な形で感想をお願いする。これ自体は問題ありません。ただしやり方を外すと逆効果になるので、次の点に気をつけます。
避ける(NG)
割引や物品と引き換えに高評価をお願いする/院が関わっていることを隠して書いてもらう。2023年10月から始まったステマ規制では、事業者が関与した口コミとわからない形で投稿させる行為が禁じられています。対価を条件にした依頼は、景品表示法やGoogleのポリシーにも触れるおそれがあります。
やっていい(OK)
満足してくださった方に、率直な感想をそのままお願いする/口コミの入口(QRやカード)をさりげなく用意して、書きやすくする。大切なのは、すでにある満足を「言葉にしやすくする」ことです。
返す|返信の 型
届いた口コミには、できるかぎり返信します。返信は書いた本人だけでなく、これから来る人みんなが読んでいます。型はシンプルで、①来院・投稿へのお礼→ ②感想にひと言触れる→ ③次回や気軽な来院をそっと添える、の3点。このとき注意したいのは、返信の中でも「治る」「効く」といった効果を断定する言葉は使えないこと。感謝と事実にもとづく表現にとどめます。
低い評価がついたときも、感情的に反論せず、受け止めと改善の姿勢を落ち着いて返す。その誠実なやりとりこそ、はじめて見る人の安心につながります。型はシンプルでも、どの口コミに優先して返すか、低い評価にどう返すかは、一件ごとに判断が分かれます。院のトーンに合わせた言い回しの調整ふくめ、毎月積み重ねる運用の領域です。
口コミの具体的な集め方(やっていい・避ける)と返信の型、低評価への向き合い方は、整骨院の口コミの増やし方と返信のコツにくわしくまとめています。
また来てもらう
新患を 追うより、 再来院の 仕組みを 先に
集客と聞くと新患を増やす話に偏りがちですが、整骨院の経営を支えるのは通い続けてくれる患者さんです。ここで、先ほどの「4つのつまずき」の④に戻ります。多くの院が「新患が来ない」と口にしますが、数字を見ると、いちばんお金が漏れているのは来院後の離脱、つまり再来院の取りこぼしであることが少なくありません。
整骨院の集客でいちばんよく挙がる悩みも「新患が来ない」です。けれどその声をよくたどっていくと、本当の課題はその手前、つまり再来院の取りこぼしにあることが多いのです。一般に、新しく1人に来てもらう労力は、すでに来てくれた人にもう一度来てもらう労力よりずっと大きくつきます。だからこそ、新患を呼ぶ入口を増やす前に、来てくれた人をつなぎとめる出口を先に作るほうが、費用対効果が高くなります。
リピートの 考え方
来てくれた人をLINE公式アカウントでつなぐ。初回に友だち追加をしてもらえれば、その後も院からそっと連絡を届けられる関係が残ります。来院の記憶が薄れないうちに、次のご案内や、季節の過ごし方などのお知らせを届ける。これが「行ったきり」を「また行こう」に変える下地になります。
ステップ配信の 考え方
毎回手で連絡するのは続きません。そこで、「初回の数日後」「しばらく間が空いた頃」など、タイミングを決めて自動でメッセージを届ける仕組み(ステップ配信)を使います。一度設計しておけば、来院の間隔が空きそうな人に、ちょうどよい頃合いでそっと声をかけられる。人手をかけずに「思い出してもらうきっかけ」をつくれるのが利点です。
ブロックされない 頻度
ただし送りすぎは逆効果です。毎日のように宣伝が届けば、ブロックされて関係そのものが切れてしまう。頻度は控えめに、内容は「役に立つ」か「気づかい」を感じるものにする。送るたびに相手の都合で考えるのが、長くつながるコツです。
ここまでで、①地図で見つけてもらい→ ②口コミで選ばれ→ ③LINEでもう一度来てもらう、という「新規の入口」から「再来店の出口」までの一本の線がつながりました。この線ができていれば、呼んだ人がこぼれにくくなります。どんな配信をどの頻度で組むかの具体は、LINEで再来店のページに、友だち追加からステップ配信までの実際の組み立て方は整骨院のLINE公式で再来院を増やす方法に、再来院を数字で伸ばす打ち手(リピート率の計算・次回予約の型・売上の逆算)は整骨院のリピート率を上げる方法にまとめています。
面を広げる
SNS・ブログ・AI検索で 「まだ 迷う人」に
地図と再来院の土台ができたら、次は、まだ院を決めていない人に広げます。ここで大事なのは、それぞれ効きはじめる速さが違うと知っておくこと。速さを取り違えると、「やったのに効果がない」と早合点してやめてしまいます。
SNS|雰囲気と 人柄を 伝える
InstagramなどのSNSは、院の雰囲気やスタッフの人柄を伝えるのに向いています。「行く前にどんなところか知りたい」という不安をやわらげる役割です。ただしSNSは「始めても続かず力尽きる」が最頻のつまずき。毎日更新を目指して燃え尽きるより、無理のない頻度で続けられる形にすることが先です。投稿ネタの型と無理なく続ける組み方はSNS運用のページにまとめています。
ブログ・検索(SEO)|悩みで 調べる 人に 先回り
からだの不調や目的で調べる人に、記事で先回りするのがブログ・検索対策(SEO)です。こちらはすぐ数字にはなりにくく、一般に3〜6ヶ月ほどの中長期型。そのぶん、一度上位に届くと継続して人を連れてきてくれる、積み上がる資産になります。整骨院を探す人が調べそうなテーマで記事をそろえていくと、関連した記事どうしが束になって強さを増します。
AI検索(AIO)|これから 効いて くる 面
最近は、ChatGPTなどのAIに「○○市で整骨院を探したい」と尋ねる人が増えてきました。このときAIが答えの中で引用・紹介してくれるように準備する取り組みを「AIO(AI検索対策)」と呼びます。整骨院の文脈で正面から取り上げる院はまだ少なく、先行して整えておく価値が出てきやすい領域だと考えています。やること自体は、地図・口コミ・ブログを正しく整える延長線上にあります。AIは複数のサイトを照らし合わせて答えをつくるため、地図・口コミ・記事の情報がそろって食い違いがないほど、参照されやすいとされています。
ブログを増やす段階に進むと、この記事のような「全体像」の記事を入口に、「どんなときに整骨院を調べる人が多いか」といったテーマ別の記事へ枝分かれさせていくと、束として検索に強くなります。同じテーマは関連する記事でも順番に掘り下げていくので、気になった項目はそちらの記事もあわせてご覧ください。
各施策のくわしい進め方は、SNS運用 ・ ブログ・検索対策(SEO) ・ AI検索対策(AIO) の各ページにまとめています。
ここまでで「順番と全体像」はつかめたはずです。あとはこれを貴院の商圏・競合・いまの状態に当てはめるだけ。そこだけは院ごとに違うので、無料相談で一緒に整理します。
お金をかける前に
費用の 地図|無料の 土台から 順に
Googleビジネスプロフィール、口コミ運用、SNS、LINE公式アカウント。これらの土台づくりに使うツールは、いずれも各サービス自体の利用が無料です。まず無料・低コストの土台をきちんと回し、手応えが出てから有料広告を足す。この順番なら、限られた予算を無駄にしません。逆に、土台が整わないまま広告だけ出すと、クリックした人の行き先が空っぽなまま、お金だけが先に出ていきます(01のつまずき①)。
「自分で やる」と 「外注する」の 分かれ目
費用の話になると、必ず出てくるのが「自分でやるか、外注するか」です。向き不向きは、院長の性格と時間の使い方で分かれます。
自分でやるのが向く人
ネットで調べるのが好き/数字の変化を追うのが楽しい/新しいことを学ぶ時間が取れる。こういう方は自分で回せます。ただ、毎月の投稿・口コミ返信・数字のチェックを施術の合間に続けるのは、想像より重い作業です。専門に運用している相手と同じ土俵に立つには、それなりの時間の投資が要ると知っておくことです。
外注が向く人
数字やパソコン作業が苦手/限られた時間を施術や家族、スタッフ教育に使いたい。こういう方は、時間と、広告ルールに気を配る手間を、専門の相手に支えてもらう価値が大きい。外注の相場は内容によりますが、月額数万円程度から語られることが多く、効果が見えるまで数ヶ月かかる前提で考えます。
ひとつだけ気をつけたいのは、外注を選ぶ場合でも「丸投げにして中身を見なくなる」のは危険だ、ということです。何にいくら使って、その結果何が起きているかを把握する目だけは、院長が持っておく。それがあれば、外注は「自分の代わりに手を動かしてもらう」健全な関係になります。毎月数字を一緒に見ながら進められる相手かどうかが、選ぶときの分かれ目です。自分でやるか外注かの判断そのものの物差し(向き不向き・外注先の見極め)は、業種を問わず集客・AI導入は自分でやるか、外注するかにまとめています。
外注を検討する段階に進んだら、代行に頼めることの中身・費用の考え方・会社の選び方7つの基準は、整骨院の集客代行(新患から再来院まで)にまとめています。
ルールを武器に
広告ルールが あるからこそ、 動線で 勝つ
整骨院(柔道整復)の広告には、医療広告ガイドラインや柔整法にもとづくルールがあります。「治る」「効く」「○○に効果あり」といった効果を断定する表現は使えません。来てほしい気持ちが強いほど「このつらさが軽くなります」と書きたくなる——その気持ちはよくわかりますが、ここを外すとリスクになります。
ここで多くの院が「言えることが少なくて不利だ」と感じます。でも見方を変えると、これはむしろ差別化のチャンスです。整骨院の集客は、「治る・効く」と言って勝つ世界ではありません。「見つけてもらう・選ばれる動線」で勝つ世界です。誰もが強い言葉を使えないからこそ、地図を正しく整え、口コミに誠実に返し、来てくれた人をLINEでつなぎとめる——この「動線の丁寧さ」こそが差になります。
つまり、この記事で説明してきた「①地図→ ②口コミ→ ③LINE→ ④面を広げる」という順番そのものが、広告ルールの中で戦う整骨院にとって理にかなった戦い方だということ。効果をうたえないのなら、「見つけやすさ」と「選びやすさ」で差をつけるしかありません。そこに「続けやすさ」が乗れば、追いつかれにくい強さになります。法律の細かい条文を覚える必要はありません。「ルールがある→ だから事実にもとづく安全な表現に絞る→ そのうえで動線で勝つ」、この流れだけ押さえておけば十分です。発信を安全な表現に絞ることは、長く続けられる集客の前提でもあります。
ご相談の前に
整骨院の 集客、 よく ある ご質問
整骨院の集客は何から始めればいいですか?
整骨院の集客にはどのくらい費用がかかりますか?
整骨院の集客はどのくらいで結果が出ますか?
整骨院の集客は自分でやるべきですか、外注すべきですか?
整骨院の集客で広告ルールに気をつけることはありますか?
口コミは患者さんに依頼してもいいですか?
新患を増やすのとリピートを増やすのは、どちらを優先すべきですか?
関連ページ
整骨院の集客・運用 ・ Googleマップ集客(MEO) ・ LINEで再来店 ・ ブログ・検索対策(SEO) ・ 集客のしくみ
この記事を書いた人
守屋 大地|Knotlas(ノットラス)代表
整骨院をはじめとする身体系ウェルネス専門の集客・運用パートナー。Googleマップ・SNS・AI検索という「新規の入口」と、LINEでの「再来店」を、AIを使って一つの運用にまとめています。1エリア1店舗専属で、毎月いっしょに数字を見ながら伴走しています。 運営者情報
どこから 手を つけるか、 一緒に
全体像と順番は、この記事でつかめたはずです。あとはそれを貴院の商圏・競合・いまの状態に当てはめ、毎月続けていくだけ。無料相談で、いまのGoogleマップやSNSの状態を見ながら、貴院に合った順番を一緒に確認します。ご相談は無料です。
無料で、いまの状態を一緒に見てみませんか→
